ざまあ!!1匹狼を気取っていじめを受ける。(高校編)
中学生の頃はホントにちゃらんぽらんだったので、ロクに勉強もせずに頭の悪い高校に進学しました。
いわゆるヤンキー高校です。
僕はヤンキー気質ではなかったので、さえないキャラで何となく学校生活を送っていました。
当時のウチの高校の風潮がケンカの強いやつが偉い。
ケンカの弱い奴は多少嫌なことをされてもへらへらしてごまかすか、一緒になってヤンキーになる。
みたいな空気がありました。
僕はそんな空気がとてもイヤだったのですが、1年生の時はへらへらしてごまかしていました。
それでも友達は多少できたので何とか楽しく過ごしていました。
ところが2年生になってクラス替えがあり、1人の問題児に絡まれるようになります。
そいつはイケメンで女子からはモテて、男子の友達も多いやつでした。
最初は「いいやつなんだな~」って思って一緒につるんだりしていました。
しかし徐々にそいつの悪行が目に付くようになりました。
仲間をパシリにしたり、、
自分の思うようにならないとケンカを売ってきたり、、
「仲間から省くぞ」と脅して来たり。。
僕や、周りの友達は、ビビってへらへらしていました。
しかしそんな関係性に嫌気がさし、僕はつるむのをやめました。
つるむのをやめた途端、、
そいつは周りの友達に「あいつと関わるな。お前らもいじめるぞ。」と脅し、
僕に対してのいじめが始まったのです。
いじめといってもすごくシンプルでシカトです。
その問題児がいる前では、今まで仲良かった友達も僕のことをシカトするようになりました。
僕はさらに嫌気がして、学校に行くのをやめました。
それからは、ずっと家にいたり、父親の店を手伝ったりしてやり過ごしていました。
なんの刺激のない毎日でしたが、学校に行くよりは全然良いと思っていました。
次第に学校をやめたくなり、
両親に「学校辞めるわ。」と伝えました。
しかし高校だけは卒業してくれ。と猛反対されました。
僕は何度も「辞める。」と伝えましたが、最後まで反対されました。
結局辞めることはできずに、休みながらも学校に行く選択をしました。
今思えば、学校を辞める。本気さがなかったんだと思います。
無理やり学校を辞めて、家を出て、1人で生活をすればよかった。
だけどそこまでの覚悟がなくて、1人で生きていく恐怖に勝てずに、ただ適当に学校に行く選択をしてしまった。
ただただわがままを両親にぶつけているだけの最低野郎でした。
「自分はこんなに辛い。」
「親はそんな気持ちが分からない。」
「なんで学校を辞めさせてくれないんだ。」
自分が雑魚過ぎて、話しにならない。
いくらでも改善策はあったはずだ。
学校に行き、その問題児とぶつかってみる。
腹をわって話してみる。
自分の過ごしやすい環境をつくる努力をする。
どんな状況でもなんとか楽しくしよう。っていう努力をしてみる。
そんなこともしないで、ただ人のせいにして現状から逃げているだけなんて弱すぎる。
でも当時の自分は、たまに学校に行っては1人で行動し、周りと関わらない。
1人でただやり過ごす。
話しかけてくれる子も中にはいたけど、自分からは寄っていかない。
そんな寂しい、高校生活を送っていたのだ。
しかしそんな自分にも一つの希望を見つけることができたのです。
次回に続く。。